女性の本音と建前・社交辞令を見分ける方法
次にあげる例のように、「女性の本音がわからない」と悩んだ経験はありませんか?
好きな女性と二人きりで食事やデートをした。その夜「今日は楽しかったです。また誘ってください」と女性からメールがきた。ところが、その後は食事やデートに何度誘っても彼女の返事は「仕事が忙しくて」「その日は予定が入っていて」と歯切れが悪い。
じゃあ、いつなら大丈夫なのかを聞いてみると
「仕事が忙しいので落ち着いたら連絡します」
彼女からの連絡を待つものの、連絡はさっぱり来ない。
「彼女はまた誘ってくださいと言ったのに。楽しそうだったり社交辞令とは思えないけど、彼女の本音がわからない・・・」
この場合、女性が言った「また誘ってください」は社交辞令です。「今は二人で会いたくありません」が本音。
もう一例あげましょう。好きな女性に告白をしたけど断られた。そこで「今後も今までのように話したいから電話してもいい?」と聞くと、女性の返事は「いいですよ」
ところが、それから何回電話しても女性が出てくれないなら、「話したくない」が女性の答えです。
女性の本音を見分ける方法
では、どうすれば女性の本音がわかるのか?行動です。女性の本音は言葉ではなく行動に表れます。恋愛で重要な次の原則を忘れないでください。
女性の行動>女性の言葉
また誘ってくださいと言った女性が、再び誘うと応じてくれない。この場合、女性の本音は「会いたくない」です。
ところが、恋愛で失敗する男は(モテない頃の私もですが)
女性の行動<女性の言葉
になっています。女性の行動や態度よりも、女性の言葉を優先するんです。
だから、女性の行動を見れば脈がないことは明らかなのに「でも、また誘ってと言ってたから少しは僕に好意があるはずだ」と考えて失敗してしまうんです。
なぜ女性は本音でなく建前や社交辞令を口にするのか?
女性は常に言葉で本音を語るわけではありません。相手を傷つけないためだったり、本音を言いにくい雰囲気だったりする場合、社交辞令や本音と違うことを言うケースは頻繁にあります。
例えば、女性はあなたを仲のいい友達だと思っているなら、「私を恋愛対象と見ているなら電話でもしばらくは話しにくい」とは言えません。
女性はあなたを嫌いではないし、傷つけたいとも思っていない。だから、「当分の間、連絡してくるのは遠慮して」とは言えず「連絡をくれていいよ」になります。
あなたと女性が上司と部下だったり、取引先の顧客のように上下の関係にある場合は、「あなたとの食事はもうこりごりです」とは決して言えません。
わざわざ相手の気分を害することを言う必要はないからです。だから「楽しかったです。また誘ってください」になります。
ところがモテない男は女性の行動よりも言葉を重視します。結果として、「連絡していいと言ってから、そのうち返事がくるはずなんだけど」と返事をくれない女性に何度も連絡したり、「また誘ってと言ってたから、彼女も嫌ではないはずだ」と誘いを断り続ける女性を何度も誘ってしまう。
すると、女性に「しつこい」「何でわからないの?」と思われます。
「それなら建前や社交辞令を言わなければいいじゃないか!」と腹が立つかもしれません。モテない頃の私は腹を立てていました。でも、女性に建前や社交辞令を言わせたのは自分なんです。
そもそも女性との食事やデートで「この人とまた会いたい」と思われていれば、女性の「また誘ってください」は社交辞令でなく本音になっていますし、なにより「この人には本音を話せない」という関係しか築けていないんです。
女性が本音を言わないのは、付き合っていて別れる時にもよくあります。「何がいけなかったかハッキリ言ってくれ」と言って、正直に本音を言う女性はほとんどいません。
なぜなら、本音を言えない関係になっているからこそ別れを切り出す訳で、なにより本音は往々にして相手を傷つけます。女性は別れる彼氏に対してとどめを刺そうとは思いません。
あなたに対する女性の言葉と行動が矛盾しているなら、「女性の言葉<女性の行動」であることを思い出してください。行動に注目して女性の本音に気付けば、挽回したりやり直すチャンスはあります。
一方、言葉を重視して女性の本音に気づけないと、「しつこい」「鈍感すぎる」と嫌われる結果になります。
あなたに対する女性の言葉と行動が矛盾しているなら、女性の言葉より行動を重視してください。