女性の態度やメールから好意がある脈ありサインを見分ける方法

以前、次のような恋愛相談を受けたことがあります。相談をよせて来た方をA君、彼が好きな女性をCさんとしましょう。

『Cさんを食事に誘うとOKをもらえたんですが、その時に「誰か誘いたい?」と聞かれました。彼女は二人きりを望んでいないのでしょうか?二人きりでなく複数で会った方がいいですか?』

あなたはCさんの心理をどう分析しますか?ちなみに彼女は明確にサインを出しています。「私はあなたと二人で会いたいです」という好意のサインです。

彼女の「誰か誘いたい?」は、A君が二人きりが嫌ではないかを確認したんです。

もし彼女が二人きりが嫌なら、そもそも食事に誘いに応じてくれません。さらに、「誰か誘いたい?」ではなく「○○さんも誘おうよ」「同期の子も呼んでいい?」と言います。

彼女が「誰か誘いたい?」と聞いたのは、A君が本当は他の人も含めた複数で会いたがっているのではないかと不安だったから。二人きりで会いたいのは自分だけじゃないかと心配だったから。

彼女の言葉の真意は「私は二人きりがいいけど、C君は私と二人きりでもいいの?」です。後日、A君からは「付き合うことができました」というメールをもらいました。もちろん相手はCさんです。

上記は女性の態度やしぐさから好意のサインを見分けられる一例ですが、頻繁に女性に言われる言葉ではありません。そこで、もう少し大きな視点から見た女性の態度やしぐさにあらわれる好意のサインの例をあげましょう。

その前に、一つだけ注意点を。

今までの恋愛で「好きな女性の態度やしぐさが好意のサインに思えたからデートに誘ったり告白したけど、自分の勘違いだった・・・」という失敗がありませんか?

一見すると好意のサインに思える女性の行動や態度が、本当はどうなのかを見分ける方法がありますが、最後にお伝えしましょう。

女性の好意のサインとしてわかりやすいのは、彼女があなたを知ろうとすること。なぜなら、あなたに興味や関心があるから。

あなたも好きな女性には「好きなものは?メールアドレスは?誕生日は?休日は何をしているのか?彼氏はいるのか?」など、いろいろ聞きたい・聞くでしょう。

女性もあなたに関心があると、当然知りたくなります。ただ、女性の場合は直球で聞いてくることはあまりありません。好意を前面に出すことに慎重だから。

そこで、何となく話を聞き出そうとする。例えば、彼女と会話をしていて「先週の休みは登山に行ってきたよ」と話したら、

「どこの山に登ったの?」
「一人で行ったの?」
「休日はよく登山に行くの?」

のように、関心のない人なら「体力あるなぁ」くらいで終わりそうなところを、詳しく聞いてくる。シンプルだけど、比較的わかりやすい好意のサインです。

電話やメールなどで連絡をしてくる頻度が増える

「なるほど。僕にメールやLINEをしてくることが増えたら好意があるサインなんですね」

ちょっと違います。女性と同じ職場で同じプロジェクトに関わりはじめたとしたら、彼女からの連絡は増えますよね。メールやLINEの頻度が増えたからといって、脈ありのサインだと単純に断定はできません。

では、どうすれば女性がメールやLINE・電話をしてくる頻度から、好意のサインかどうかを判断できるのか?連絡の内容が「あなたに連絡する必要があるか・ないか」が基準になります。

例えば、家族で旅行に行った女性から「京都に旅行に行きました。紅葉が綺麗だったよ(写真)」みたいな。

そもそも、旅行に行ったことをあなたに伝える義務は彼女にはありません。さらに、写真付きの旅行の報告を周囲の人みんなに送っていることもないでしょう。

他には、同じ職場の女性が仕事に関する相談をしてきた。でも、彼女が聞いてきた内容については、あなたよりも詳しい人が社内にいる。でも、あなたに聞いてきた。つまり、

「他の人に相談してもいいよね(むしろ、同じ部署の○○さんにメールをした方が問題は早く解決するよね)」
「僕にメールやLINEで知らせる必要性はないよね」

と思える内容が増えたなら、彼女からのメールやLINEは好意があるサイン。逆の立場にたっても同じですよね。好意がある女性には、特に用事がなくても何かと理由をつけて連絡をしたくなるはずです。

あなたの意見や好みに合わせるようになる

好きな女性に嫌われたくないという思いから、彼女の意見や好みに合わせてしまうことがありませんか?女性も同じ。ただ、女性は一か八かで行動することはまずありません。

「今のタイミングで告白したら、友達ですらなくなる可能性が高い。でも、付き合える可能性が30%はある。」

この状況で、一か八かの大勝負に出るのは男です。30%の可能性に賭けてみる。一方、ほとんどの女性はこの条件ではまず勝負に出ません。好意がある男性と付き合える可能性が3割では少なすぎるんです。

恋愛では、男ほどリスクよりもリターンを重視します。「付き合えなかった場合の関係」よりも「付き合えた後の関係」を重視する。一方、女性は「付き合えなかった場合の関係」を重視します。女性はリスクを徹底的に避ける傾向にあるんです。

だからこそ、女性は嫌われたり、気まずい雰囲気になるリスクがある態度や発言を控えるようになります。

例えば、あなたが好きなアーティストの曲を聴いて、以前は「私はこの分野の曲は好きじゃない」と言ってた女性が「この新曲は好きかも」と言い出したり。

パソコンを自作するあなたに『パソコンを自作するなんて時間がもったいない』と以前は言った女性が『わたしもやってみたいな。私でもできる?』と聞いてきたり。発言が明らかにあなたの好みに寄ってくる。

好意がある女性の態度やしぐさとしては、これが一番わかりやすいです。なぜなら、徐々に彼女があなたの意見に合わせるようになるのでなく、ある時点から急にあなたの好みに合わせてくるようになるから。

男は好きな女性ができると「好かれよう」とするけど、女性は「嫌われないように」を徹底します。

だからこそ、男は好意を示しすぎて恋愛を終え、女性は好意を示せないまま恋愛を終えることが多い訳です。

女性の態度やしぐさが本当に好意のサインなのかを見分ける方法

「好きな女性の態度やしぐさが脈ありのサインだと思って食事に誘ったり告白したけど、断られてしまった・・・」

女性の態度やしぐさを勘違いして失敗する原因は、好きになった女性の行動を「一般的な女性ならこの行動は好意がある時にするものだ」のようにとらえているから。

例えば、誰にでも詳しく話を聞く「知りたがり」の女性もいますし、単なる友達に対しても話を聞いてもらいたくて頻繁に連絡してくる女性もいます。

なので、話を突っ込んで聞いてきたり頻繁に連絡してくる女性は、必ずあなたに好意があるとは断定できません。「一般的な女性の場合は」でなく「○○さん(あなたが好きな女性)の場合は」と考えるようにしてください。

好きな女性の態度やしぐさが好意のサインなのか・単に彼女にとっては特別ではない行動なのかを判別するには

1.他の男性への接し方を比較
2.以前の彼女と比較

の2つを意識すること。

例えば、職場に気になる年下の女性がいる。飲み会で隣に座ると、彼女がボディタッチをしてくる。

これは好意のサインかといえば、この時点ではわからない。実際は、好きでもない男に自分からボディタッチをする女性はほとんどいません。ただ、恋愛対象とは見ていない男に対してもボディタッチをする女性が少なからずいることも事実。

だから、飲み会で隣に座ると必ずボディタッチをしてくる女性が、あなた以外の男性に対してもボディタッチをしているなら、彼女はボディタッチをすることに抵抗がないだけで、好意のサインだとは言えないんです。

女性の態度や行動が脈ありのサインのように感じた場合は、「他の男に対しても同じなのか?あなたに対してだけなのか?」を確認してください。

脈なしの恋愛から逆転する方法
好きな女性を食事や遊びに誘うと「予定があるので」といつも断られる。友達・同僚の女性を好きになったけど、どうアプローチすればいいかわからない。好きな女性に告白を断られたけど諦めきれない。そんな悩みを解決する恋愛の5つの法則とは?
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