聞き上手な男がモテる理由 | 聞き上手とは話を聞くことではない
「モテる男は聞き上手だ」と聞いたことがありませんか?実際のところ、モテる男は聞き上手です。恋愛では、聞き上手な男の方が圧倒的に有利。
ところが、モテない男は女性と会話をすると、とにかく自分のことを話します。好きな女性と食事やデートができて、一生懸命に話した。女性との会話が盛り上がって、彼女も楽しそうに見えた。
ところが、後になって再び食事やデートに誘っても、「予定があるから」などとつれない返事。聞き上手ではなく、会話の内容で女性を楽しませようとすると、「会話が盛り上がったように見えたのに・・・」という結果になりがち。
「なるほど、モテる男になるには聞き上手になればいいのか。」
その通り。ただ、問題があります。それは、モテない男は聞き上手の意味を2つの点で勘違いしていること。
相槌=聞き上手ではない
女性との会話では聞き上手な男がモテると聞くと、相槌をうつことだと勘違いする人がいます。相槌をうつこと自体は悪くないんですよ。ただ、中身が問題。例えば
女性「昨日ペットショップに行ったらね」
あなた「うん、うん」
女性「ちっさくてかわいい柴犬がいたの」
あなた「へぇ」
女性「その柴犬が私に寄って来てね」
あなた「うん、うん」
こんな感じで相槌をうつ。ところが、です。「うん」とか「へぇ」しか言わない人と話してて、あなたは楽しいですか?楽しくないでしょう。「面倒くさいけど、しぶしぶ話を聞いてる」ようにも見えちゃう。女性も同じ。
聞き上手になるために必要な相槌は、感嘆詞(へぇ・えーっ・おーっ、など)を言うことじゃないんです。ところが、彼女ができない男はとにかく女性との会話で感歎詞を機械的に連発しちゃう。
恋愛に限ったことじゃなく、単に感歎詞を連発していても、会話が盛り上がることはありません。絶対に。そもそも、相槌をうつ目的は何ですか?女性に「この人は話を聞いてくれている」と思われるためなんです。相手が上司なら「こいつはちゃんと話を聞いている」と思われるため。
話を聞いてくれている、関心をもってくれていると思うから、女性はどんどん話すんです。ところが、「へぇ、ほぉ、えーっ」のような相槌ばかりだと、「本当に話を聞いてくれてるの?私の話に関心があるの?」と思われるし、会話もさっぱり広がらない。
「話を聞いてくれている、私の話に関心がある」と思われるなら、相槌は聞き上手になるために絶対に必要な要素ではないんです。女性と会話をした時、機械的に相槌をうっていませんか?
恋愛でモテるための聞き上手とは、女性の話を聞くことではない
モテない男のもう一つの勘違いは、聞き上手とは、女性の話を聞いてあげることだと思っている点。例をあげて説明しましょう。
聞き上手になろうと思ったA君。今日は好きな女性と二人きりで食事をする約束をしています。そこで、彼女と会話をする時はとにかく話を聞いてあげようといざ実行。
彼女「昨日は野菜切ってたら指を少し切っちゃった。」
A君「大丈夫?」
彼女「うん。でも少しだけだったから。」
A君「そうなんだ。よかった。」
-沈黙-
会話は途切れたものの、聞き上手になるため彼女が話すまでじっと待つ。だけど、彼女は何も話さない。それでも、じっと待つ。
「そろそろ帰るね」
彼女は帰ってしまいました・・・。
なぜ、聞き上手になろうとしたのに会話が続かいないのか?大切なので覚えておいてください。恋愛で必要な聞き上手とは、黙って女性の話を聞くことではありません。
これは相手が女性の場合でなく、職場の上司や先輩であっても同じ。聞き上手=黙って相手の話を聞く、ではないんです。
モテる男になる方法の一つが聞き上手であることは確か。でも、聞き上手になるためには絶対に欠かせない条件があります。それは、
女性が話してくれること
そもそも女性が話してくれないことには、聞いてあげることができないんです。では、モテる男はどうして聞き上手なのか?女性に喋らせるのが上手だからです。
聞き上手とは、女性の話を聞くテクニックがすばらしいことじゃありません。女性が話しやすいようにしてあげること。女性にたくさん話をさせてあげるテクニックが聞き上手なんです。
大切なのは聞く技術よりも、女性に喋らせる技術。女性が喋ってくれないと、聞き上手にはなれないですから。
例えばあなたも
「今から30分、自由に話してください」
と言われても、困るでしょう。
自由に話してくださいと言われて、延々と話せる人はほとんどいません。でも、話すきっかけさえあれば、誰だって話すことはできる。つまり、女性が話しやすいきっかけを用意してあげることが聞き上手のポイント。
あなたは聞き上手になろうとして、女性が喋り出すのを待っていませんか?単に女性の話を聞くことが聞き上手だと思っていませんか?